素材生産
木質資源の有効活用
組合管内の森林の多くは木材資源として本格的な利用期を迎えています。
輸入材を取り巻く情勢の変化から国産材への期待が高まっています。
適切に手入れされ伐採適期を迎えた森林は、利用間伐や主伐を行い木材資源として有効活用します。
再生可能な資源であり、二酸化炭素削減につながる「伐って、使って、植えて、育てる」持続的なサイクルの構築に努めます。
森林作業道
林内での伐採や搬出作業を行うため、林業機械や車両が走行できる道を開設します。
間伐での利用にとどまらず、その後の森林管理や将来的には主伐(※)での利用が見込まれます。
※木材を収穫し、更新する目的の伐採
利用間伐
間伐の中でも、林齢が比較的高い森林について、伐採した木材を搬出し、有効利用するものを利用間伐とよびます。作業道を開設し、作業の機械化を進めるなど低コスト化を目指しています。
主伐・再造林
現在は、主に比較的傾斜の緩やかな山林で作業道を開設し、車輌系林業機械を使用した作業を行っています。
伐採後は、開設した作業道を資材搬入に活用し、低コスト再造林を行っています。
路網整備が難しい山林においては、架線を利用した木材搬出技術の承継・人材育成に努めています。